子どもにお金をどう伝えたらいい?
子どもにお金の大切さを伝えたいけれど、「無駄遣いしないでね」だけでいいのかな、と迷うことはありませんか。
稼ぐことだけでなく、守ることや増やすことも話せたら、将来のお金との付き合い方が広がりそう。今回は、親自身のお金の見方から考えたくなる一冊を紹介します。
親のお金の考え方から見直す一冊
新井亨さんの『トップ1%の富裕層が子どもに伝える 世界一のお金の教育』は、富裕層が子どもに伝えるお金の知識を取り上げた本です。
気になったのは、子どもの将来に親のお金の考え方が影響するという視点です。「お金は働いて稼ぐもの」「投資は怖いから絶対ダメ」と決めつける前に、自分が何を当たり前だと思っているか、振り返るきっかけになりそうです。
親子で話したくなるお金のこと
働いて得る収入だけに頼らない
収入には、時間と引き換えに得る労働収入と、資産や仕組みから生まれる資産収入があります。病気やけが、会社の倒産などで働けなくなる可能性を考えると、資産収入も少しずつ育てるという発想を知っておきたいです。
使うお金にも役割がある
お金の使い道を、生活に必要な消費、浪費、将来の利益や成長につながる投資に分けて考えます。まず生活費を確保し、資産や稼ぐ力への投資に回してから、余裕があれば好きなものに使う。この順番なら、節約だけに目を向けずに済みそうです。
お金をもらう前に、相手への価値を考える
華僑の家庭では、お金を感謝の対価と捉え、相手に価値を提供することを先に考えます。家族の店を手伝ったり、フリマアプリで不要品を売ったりする経験も、自力で稼ぐ力を育てるきっかけに。値段だけでなく、誰に何を届けるのかを話せそうです。
知ったことを人に話し、試してみる
学んだことを自分のものにするには、人に説明したり実際に試したりすることも大切です。現地に足を運び、自分の目で確かめる習慣も取り上げられています。知識を聞いて終わりにせず、親子の会話や行動につなげたいところです。
こんな人と話したい一冊
こんな人に向いています
- 子どもに節約以外のお金の話も伝えたい人
- 働いて得る収入と、資産から得る収入の違いを考えたい人
- 親自身のお金の価値観を見直したい人
向いていないかもしれない人
- 具体的な投資商品の選び方だけを知りたい人
親子で小さく話してみるなら
- 最近のお金の使い道を一つ取り上げ、生活に必要な消費か、浪費か、将来への投資かを話してみる。
- 家の不要品を売るとしたら、どんな人に役立つか、親子で考えてみる。
- 労働収入と資産収入の違いを、自分の言葉で誰かに説明してみる。
お金の話を始めるきっかけに
子どもに何を教えるかだけでなく、大人のお金の見方も見つめ直したくなる一冊です。新井亨著、KADOKAWA刊。2026年6月29日頃発売です。
この記事で紹介した本
トップ1%の富裕層が子どもに伝える 世界一のお金の教育
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2026年06月29日頃
- ISBN
- 9784043301171
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よくある質問
子どもの節約習慣についての本ですか?
節約だけでなく、お金を稼ぐ・守る・増やすという三つの力を扱います。使い道を消費・浪費・投資に分けて考える視点も、親子の会話に役立ちそうです。
親自身がお金について詳しくなくても読めますか?
親のお金に対する考え方から見直せる内容です。労働収入と資産収入の違いなどを手がかりに、子どもと一緒に考え始めたい人にも向いていそうです。
子どもに稼ぐ力を伝えるヒントはありますか?
家族の店の手伝いや、フリマアプリで不要品を売る経験が取り上げられています。相手にどんな価値を届けられるかを考えるきっかけにもなりそうです。
